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2016年3月10日木曜日

先延ばし改善!すぐ行動できる「動きスイッチ」を押そう|結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる|藤由達藏|


こんにちは、ヒデヨシです。

どうしても治したい悪い習慣「先延ばし」。

やらなくてはいけないと分かっているのに、今は都合が悪いからと、今は気分が乗らないからと後回し。それが後々自分の首を絞めると知っているにもかかわらず。

あのときすぐ行動していたらどんなに楽だったか、と、いつも後悔しながらばたばたしてしまいます。そんな私に救いの手が!『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』(藤由達藏 著、青春出版)の著者は、たった10秒間あれば先延ばし癖を治し、自分の行動力を高め人生をかえることができると言います。

本書では大きく2つ「気分をつくること」と「視座を変えること」を、すぐ行動する為の重要な要素だとしています。

・気分をつくる
「表情」「動作」「言葉」を用いて、行動したくなる状態に自分を高めます。たとえば、笑顔で楽しそうなポーズをしながら「楽しい」と言葉で発すると脳が騙されて本当に楽しい気持ちになります。この作用は科学的にも証明されており、『たったの2分!パワーポーズで自信をつけて、たとえ話も上手くなろう!』の記事でも詳しく紹介していますので併せて参考にしてみてください。

・視座を変える
自分の視点を変えて行動する価値を見出します。たとえば上司へ急ぎの報告をしなければならないとき「何か言われるんじゃないか」と不安になり先延ばしにしてしまうかもしれません。そんなとき上司の視点に立ってみるとできるだけ早い報告を待っているはずです。現代では早いほど情報の価値が高まりますから、恐れることなく報告した方がどちらにとっても有意義だと分かります。


先延ばしにしそうなときに上記2つを10秒実践するだけですぐ行動できるようになるのだそうです。さらに、すぐ行動するためには行動を細分化することを薦めています。どのように細分化すればいいのか、今回は本書から先延ばしせずにすぐ行動するための方法をたとえ話を通して学んでいきます。




まずは雪だるまづくりをイメージする


本書で口酸っぱく書かれていることは「すぐに行動する」ということ。それができたら苦労はしないと言いたいところですが、その方法が具体的に紹介されていました。

一言でいうと、行動のスイッチを入れることが重要なのだそうです。一体どういうことなのか、本書では行動力を「雪だるまづくり」にたとえて説明しています。

行動力というのは「雪だるまづくり」に似ています。雪だるまづくりでは、最初に小さなおにぎりサイズの雪の塊をつくりますよね。その雪の塊を雪上に転がしていくと、どんどん雪がくっつき、あっという間に一抱えもある大きな雪の塊になります。(P.60)

大きな雪玉をつくるとき、まず小さい雪玉からつくりますよね。行動そのものをしようとするのではなく、目的の行動を誘発する小さな動きをすることでエネルギーをかけることなく動くことができるようになります。

私はピタゴラスイッチのようなものだとも感じました。最初にビー玉をツンと押すだけで、後は自動的にシステムが動きだし、最後には大きなものを動かすイメージですね。



39度の熱でうなされていてもできるくらい行動を分解する


では、どのくらい小さな行動にすればいいのでしょうか。本書ではほぼ何もできない状態を想定することを薦めています。

できるだけ行動を分解して小さくしましょう。どれだけ簡単で小さなことにまで分解するかといえば、「39度の熱にうなされていてもできること」くらいに小さく分解してみてください。(P.81)

体がぐったりしてほとんど何もできない状態でもできるような小さな「動き」を行動のスイッチにしてみましょう。水を飲む、立ち上がる、ノートを開くなど本当に簡単なことを動きスイッチとして習慣化すれば目的の行動を誘発できます。

「行動」ではなく「動き」というシンプルなものを起点として連鎖的に目的の行動につなげていきます。

資料に記入しなければいけないのならペンで一文字だけ書く。スプレッドシートで計算をしなければいけないのなら1マスだけ入力する。デスクの片付けをするなら一番小さなゴミをゴミ箱に入れるなど、小さなことをしてみるとそのまま中途半端にできず続けてしまいます。

「まずはやってみる」は、細分化された小さな一歩です。(P.96)

このような小さな動きスイッチを39度の高熱でもできる行動とたとえているんですね。これならできない訳がありませんからすぐに行動できます。あなたも先延ばしにしていることがあるのなら、すぐできるごく簡単な「動き」から始めてみてください。


まとめ

・雪だるまづくりのように、ピタゴラスイッチのように、最初は小さな力で始める

・39度の高熱でもできるくらい行動を細分化する

・小さい「動き」から始めて目的の行動を誘発しよう


本書の「39度の高熱でもできる」という表現、どんなにだるくてもできる動きを見つけ出すためのとても良い指標だと感じます。先延ばし癖のある方は是非意識してみてください。


以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。

ヒデヨシ



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