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2015年5月22日金曜日

【吸わん!】禁煙の日から学ぶ、ダジャレでアイデア発想法【スワン!】

Photo/Raxon Rex via flickr

こんにちは、ヒデヨシです。


オフィス、レストラン、新幹線など、私たちの身の回りではもはや分煙が常識となっています。タバコを吸うにも場所は限られ、臭いがつくしお金もかかるし健康にも悪い。タバコミュニケーションを除いて、タバコを吸うメリットは無いと私は思うのですがいかがでしょうか?

JTの全国たばこ喫煙者率調査によると2014年度の喫煙者率は男女合わせて19.7%で2013年度に比べて1.2ポイントのマイナスだったそうです。高齢化、健康への配慮、規制強化、価格上昇に起因して喫煙者数は年々減少傾向にあります。

そんなマイノリティ化が進んでいるタバコをなんとかやめようと考えている方、

毎月22日は「禁煙の日」です!

2010年(平成22年)2月22日、禁煙推進学術ネットワークは喫煙の害や禁煙の重要性に関する知識を普及・啓発する目的で毎月22日を禁煙の日と定めました。禁煙を検討している方は、禁煙を始めるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。



吸わん吸わんで禁煙を!


「禁煙の日」シンボルマーク(使用許可を得て掲載しています)

なぜ毎月22日を禁煙の日としているかというと、白鳥は英語で「swan」、、、「スワン」、、、「すわん」、、、「吸わん!」ということで2という数字を白鳥にたとえて禁煙するぞ!という意思を示したダジャレからできました。(大阪のおっちゃんがつくったのでしょうか?)

さらに、なぜ2日ではなく22日なのかというと、周りの人が支え合って禁煙に協力していこうという想いを表現しています。

注目していただきたいのは、白鳥は1羽でなく、2羽が寄り添っていることです。喫煙は単なる嗜好や趣味ではなく、喫煙病「ニコチン依存症+喫煙関連疾患」という病気であることがわかってきました。そのため、喫煙者1人の意志の力だけではなかなか禁煙することは難しく、禁煙のための適切な環境や治療が必要になります。つまり、喫煙者とその周囲の方が協力して禁煙に取り組むことが大切なのです。喫煙者とその家族、地域の仲間、職場の同僚、そして医療者。寄り添う2羽の白鳥は、喫煙者とその協力者(パートナー)がともに禁煙に取り組む姿を表しています。

禁煙を成功させるためにはパートナーの支えが必要なのだという禁煙の難しさを「22」という数字で表現しています。イメージ化だけでなく、数字そのものに伝えたい意味を持たせて、さらに覚えやすい!このたとえはとても洗練されているなと感心してしまいました。



ダジャレで広がるアイデア発想法


禁煙の日が毎月22日に制定された大きな要因はダジャレにありますね。ダジャレは親父ギャグのイメージが強くて過小評価されがちですが、アイデア創出には欠かせないツールです。韻を踏むのでキャッチコピーをつくる際に活用されますし、なぞなぞや脳トレとしても幅広く取り入れられています。

「禁煙」と「白鳥」は普通に考えたらまったくイメージがつながりませんが、関西弁とダジャレを組み合わせることで見事にイメージをリンクさせています。ここで学ぶべきは、イメージ化をさせるときには様々な表現に変換してみることが大切だということです。

例としてたばこにまつわるものから色々なダジャレで派生させてみます。


<方言にしてみる>
 吸わん→スワン→白鳥

<びっくりしてみる>
 げ、たばこ!→下駄箱

<英語にしてみる>
 Smoking→スモーキング(相撲キング)→横綱

<擬音にしてみる>
 スパスパ→よい切れ味→切れたナイフ→出川哲郎(お笑い芸人)


ダジャレによって表現を(ムリヤリ)変えるだけで普通はタバコと結びつかないものを結びつけることができます。どんなダジャレでもいいです。とにかくたくさんアイデアを出して、思わぬ面白い結びつきを見つけることがだいじになります。

書籍『アイデアのつくりかた』(James Webb Young著)でも、アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外のなにものでもない。そして既存の要素を新しい組み合わせに導く才能は、物事の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きいと述べられています。

ダジャレを活用して新しいアイデア発想法を身につければ、多くの選択肢から相手がイメージ化しやすい、伝わりやすいたとえ話をつくることができます。

ダジャレはオヤジだけのものではありません!発想の幅を拡げるために今日からダジャレを取り入れてみなシャレ!



まとめ

・毎月22日は「禁煙の日」スワンスワン(吸わん吸わん)で禁煙を!

・禁煙を成功させるためにはパートナーや周りの人の強力も必要

・ダジャレを活用して柔軟にアイデアを生み出そう!




禁煙を成功させるために


禁煙ができないのはニコチン依存症という薬物依存があるためです。薬物の中毒性が恐ろしいのはご存知のとおり。依存性の強い薬物であるタバコも同様に一人の意志ではなかなかやめることができません。

「喫煙は病気、喫煙者は患者」という認識を本人と家族やパートナーがもち、一緒に支え合って治していかなくては禁煙することはかなり難しいのです。そして、風邪をひいたら気軽に医者に看てもらうのと同じように、禁煙できないと悩む前にまず医師に相談することが大切です。

WHO(世界保健機関)によると、禁煙は予防可能な単一で最大の病気(喫煙関連疾患)の原因なのだそうです。つまり、タバコををやめれば病気の大きな原因をなくすことができるということです。

病気の原因がわかっていながらそれを防がないのは愚行の極みと言わざるを得ません。時代は分煙から禁煙へとシフトしています。家族やパートナー、そして誰よりも自分のために22日禁煙の日をきっかけに禁煙を始めてみてはいかがでしょうか。



おわりに



禁煙の日のシンボルマーク掲載にあたり、ご多忙のところブログ記事内容の確認およびシンボルマーク掲載の許可をくださった禁煙学術ネットワークの方々に感謝いたします。この度はありがとうございました。

以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。


ヒデヨシ
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<参考サイト>

・禁煙の日公式HP
http://www.kinennohi.jp/index.html
・JT全国タバコ喫煙者率調査(2014年度版)
http://www.jti.co.jp/investors/press_releases/2014/0730_01.html


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